• マージーボックス

3月あいさつ

先月末から春の気配が高まって、今年の冬が寒かった分だけ季節の移りがくっきりと見える感じです。コロナはどんどん遠ざかっていく(わけではないのですが感覚としてです)、インフルエンザはメディアが脅かすほどに爆発しない、政府の5月8日宣言に歩を一にしてという流れです。各地の卒業式はどこもこの二年の常に非ざる様態から緩めて開催します。マスクをどうする?という大人(教員)たちのきょろきょろ顔を尻目に生徒たちはきちっと自分で判断します。それでいいんですよね。いつも指示待ちしてるのは大人の方です。で、結局右に倣えしてるだけ。子供たちの方がしっかりしてる。5月8日とはそういうことです。有体に言えば知らん顔宣言。もっと正確に言えば放っとけ宣言。風邪引いたなら家で寝とけ。コロナと知りたければ検査すればいいけれどそこから先は誰彼に指示されることじゃないわい。普通の風邪扱いとはそういうことなのに、それに一番に噛みついているのは医者たちであることに気付いておられますか。感染力がこんなに強いのにインフルエンザ並みの扱いでいいわけがないとか、保健所扱いを止めたら今より以上に重症例の搬入先がなくなって大混乱になるとか。感染力は強いかもしれませんがほとんどの例が軽症で済むのです、だから5類落としなのに素人を脅かすことしか言わない。どの時代のどんな風邪の流行時にもこじらせて肺炎になって死んでしまう人は数人では済まなかったのです。それは現代においても同様です、病気に罹り易い治りにくいは個人差ですから。こんな時にこそ国民を導くのが専門家でしょうに、万が一的な極論を例に出して脅かすばかりです。もっともこの三年間遡って見て専門家が正しい判断したことはついぞなかったですけれども。あなたの周りには罹った人とそうじゃない人とどちらが多いですか?結局集団免疫状態になるまではどんな方策も(ロックダウンもワクチン射ちまくりも)終息させ得なかったという現実です。ペストの時、スペイン風邪の時とどう違うのでしょうか。3年も我慢したんだからもう今更蒸し返さないでくれ。5月8日に向かうのみ。3月の年次行事を4年ぶりに楽しみましょう皆様!今月もよろしくお付き合いください。

2023.3.1 弘田 直樹

© Mersey Box. 2017 All rights reserved.