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8月挨拶

コロナ第7波が猖獗を極めています。従来ならとうの昔に緊急事態宣言が全国に出ているところですが、今次は経済を優先させて国は行動制限をかけません。それならそれでちゃんと説明して(イギリスや他の国のように)進めればいいのに、それをしないからグズグズ感にあふれているのです。今回は行動制限をかけないけれども個人それぞれが感染対策を厳重にしてくれと担当大臣は言うばかり。岸田さんも同じ口吻です。でも指定感染症としての扱いを変えないもんだから感染者の急増激増に保健所だけでなく開業医までが火を噴いている。開業医はそもそも抗原検査して(PCR検査機器を備えてる医院も多いのでしょうが)陽性陰性の区別をして投薬するだけなのですが、そこに発熱者が次から次に押しかける。逼迫が常用漢字化するんじゃないかというほどに頻用されてます、新聞もひっ迫と書かずに漢字で書くようになってきます、勝手なもんです。With Corona で行く。そう宣言すればいいんです。早く委員会なり閣議なりに掛けて格落ちさせる。保健所扱いから医者に任せる。逐一の報告も要らない。軽症は軽症なりに、重症はそれなりに看てくれ。インフルエンザ同様に定点機関での報告を求める。先に間違って蹴ってしまった塩野義の内服薬を早く承認して市中の開業医に回す。すればインフルエンザ化の完成です。行動制限なんぞはとんでもない。会合も飲み会もコンサートも観劇もどれもOK。保健所扱いしながら行動制限掛けないってのは無茶です。どうするつもりなんでしょうね。どういう Que が入れば実行するんでしょうか。
今月も皆様、十分にご自愛あれ。

2022.8.1 弘田直樹

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