酷暑お見舞い申し上げます。今年も暑い夏です。湿気がひどいですね。気温はここ何年猛暑日って聞いても驚かなくなりましたし、33℃34℃は部屋閉めておいたらすぐに上がります、が、それに加えての湿気です。蒸し暑い。本当に蒸し暑い。今年の違いはこれでしょう。具体的に湿度の値がどうこうのデータは知りませんが、体感湿度です。これが日本の夏なのでしょうけれど、それにしてもです。そして雨。大雨。幸い当地柳井は今のところ免れてますがもちろん今後何の保障もありません。異常気象。そう括られて何年になりましょうか、誰も改善しようとしない。いや、こう言いきるとまた反論がありましょう、温暖化対策は講じているぞと。「二酸化炭素の排出過多による温暖化」式が正しいとの前提で京都議定書、パリ協定が出来上がったのですが、誰も守らないから全然効果が出ない。出ないですよ、あなたの街でもそこらじゅうでクーラー動いていて熱風が排出されて、しかも夜になってもどんどん出て来る。いくら陽が落ちて涼風が立とうとしても(アスファルトに囲まれてればその風すら立ちませんが)、一日中街中でクーラーが唸ってる現状で気温が下がる理由がありません。田舎が恋しいでしょうが、今時余程の田舎に行かねば夜に涼風が立つなんてのはありませんから。当地柳井は十二分に田舎町ですが、町中からどんどん田んぼや畑がなくなって熱の逃げる所がなくなっています。便利さと引き換えに環境が壊されていくのです。他人事のように、わかったようによく言う台詞ですが、二酸化炭素じゃないですよ街中の高温の理由は。クーラーです!。とはいえ、消せないですよ、30℃を越える部屋の中では寝られないですからさすがに。ううむ。
クーラーが珍しかった時代はこんなに酷暑じゃなかった。これは「美しく都合よく作り変えられた昔話」要素や我慢するしかなかったから否応ない心理も手伝ってますが、やはり便利を覚えると二度と不便には戻れない人の世の中の一方通行さを示す好例でしょうね。新しい利便の一方で生じた不都合は更なる技術、便利さで越えるのみ。どこまで行けるんでしょうね。昔はこんなんじゃなかったぞ。そう言いながら私の消える順番が近々にやってくるのでしょうが
皆様には暑さ厳しき折、お健やかに過ごされますように。
2017.8.1 弘田直樹