サッカーW杯惨敗は予想されたことでしたが、
・・・してなかったですか?
・・・まさか本気でベスト8とか思ってましたか?
あの形が現代の“日本のスポーツ”を取り巻く環境の一般形です。
オリンピックの前と後と全く同じでしょう。
よくも毎度これだけ同じこと繰り返すことだと呆れるのですが、
もちろんそこに金儲けが繋がるからあれだけ大嘘で煽るわけです。
TVの視聴率上げるために、これでもかと煽る。
御用解説者が揉み手でしながら叫ぶ、スポンサーが群がる。
偽りの情報の大量生産・大量消費。もっと、もっと、と、まんまと踊らされる大衆。
喧嘩を売るつもりは全くありませんが、
仕事休んで、子ども学校休ませてブラジルくんだりにまで出掛ける気持ち(心意気、サポーターの熱い気持ちなんても言いますか)がどうやって作られていくのか。まんまと嵌まってるんですよねぇ、“敵さん”の策略に。
それこそビジネスチャンスではあるわけです。
大金(たいきん)が動きます、旅行会社や航空会社を潤します、それが回りまわって・・・という経済効果であり、景気浮揚というわけです。
そういうイベントと割り切ればいいのでしょう。オリンピックが神聖なものであるはずもないことですし。
結果から目を離して精神論にすり替えるごまかし方もいつも同じ。
負けたけどよく頑張ったね。
母親が負けて泣いてる我が子を慰めているのと全く同じテイストです。
ベスト尽くせばいいの?負けても?この辺りの日本人独特の精神風土というのか、惻隠の情、武士の情けという言い訳でくるんだ、勝負事の厳しさからの逃避、結果のすり替えはますますその度を増していきます。
「参加することに意義がある」
今の日本は、この意味を大きく履き違えているのかもしれませんね。
暑い夏の到来です。どうぞ皆様ご自愛ください。
2014.7.1 弘田直樹