寒くなったり妙に春めいたり、おかしな天候の1月でしたが、1月は往ぬる(いぬる)の言葉通りあっという間に2月が来ました。春遠からじではあるのですが、さすがに歳をとると冬もまたよしの心持を理解できるようにはなりました。寒いのは本当に苦手なのです、それでも「冬はつとめて」の美意識には十分に賛同しますし、実際に美しいと思うようになりました。
放射冷却で田圃や畑一面に霜が下りた(当地では大霜オオジモが下りたといいます)朝早く、肩すぼめながら朝空の刻々うつりゆくグラデーション見るのもまこと一興であります。
悪くありませんよ、是非一度ご経験なさればいいと思います。
さてマージーボックスです。年の前半は例年活動に鈍いのですが、この状態が何年も続いている状況はつまりいかにテンションを維持することが難しいか、ひいては私の持続力のなさ、エネルギー不足の露呈でしかないのでしょう。甚く反省するところ、反省を要するところなのです、こここそがマンネリを回避する為のエネルギーのかけどころなのですが、言い訳もないわけではないのです。需要と供給の関係は如何ともしがたく、需要のないところへの供給過多は・・などという型通りの逃げ口上ではあるのですが、よく考えれば過ぎるイベント組みなどしたこともない者が頭の中で言い訳してるだけです。うむ、これではいけない。今まで進んできた道を更に歩いていく所存ではありますが、別の道も開拓する必要があろうかと、つらつら考えることであります。今後ともよろしくお付き合いいただきますようお願いいたします。
2010.2.1 弘田直樹