各地で先月真夏日が続いて、観測史上最高値という報道が多かったです。当地はそれほど気温が上がる所じゃないのです、まだ30℃を越えません、どころか朝はぐっと気温が低くて布団を引き寄せるくらいです。いい気候なのですが続きはしません。台風が近づいてます、これで季節がすっかり変わるのでしょう、暑い夏の到来です。
トランプさんイラン戦争を終えられません。原油の分配不全が世界中を軋ませてます。我が国は資源小国の不自由を強いられます。高市さんは依然強気の姿勢ですが、生活現場は次々に対応します。我々消費者は日常の生活用品のいかに多くが石油由来製品であるのかを眼前にして驚いています。具体的にどういう不自由になるのか。現段階では未だ仮定仮想のレベルですが、医療現場の話をすれば、手術用などの手袋、注射器、点滴容器を作れなくなるのです。今のところは在庫で対応できていましょうが、新規製作ができなければ早晩全国の現場に届かなくなります。注射器や点滴容器を今更昔ながらのガラス容器に変更などできません。コロナ禍の時のマスク騒動を思い出していただきたいですが、あれは中国から現物が入らなくなって、さりとて日本ではすでにマスク作る工場がなかったという環境因でした。原材料不足ではなくマスク工場がなかった。やっと調達できたのがアベノマスクと呼ばれた給食当番マスク。覚えておいででしょう、感染予防には全然役に立たぬ代物でした。元に戻るまで(生産ラインの再構築まで)何年もかかりました。資本主義の大弱点(本質)でした。今回はその手前。85年前の戦争のきっかけとなった事態と同じ環境です。工場はあっても原料が届かない。あの当時のように無理矢理に奪いに行かないだけです。各業界一律に品不足になるのか、業界ごとに程度が変わるのか。全く迷惑な話です。注射器供給が逼迫した日には本当に笑い話で済まなくなりますけれどねぇ。
今月もよろしくお付き合いください。
2026.6.1 弘田 直樹