長い夏が続いてもいつの間にか暦は巡って、やっと寒くなったと思ったらもう12月です。能登の大地震で始まった今年でしたが、もう一年が経つのに映像で見る被災地はまだまだ瓦礫の山です。如何に半島部のアクセスの悪い地域だとは言え、この手の大災害の後の対応は今だ記憶に生々しい阪神淡路大震災の頃と何の進歩もないのだと改めて感じ入ります。政治家たちや行政が誰も真剣に対処してこなかったのです、防災がどうこう今更のようにうるさく言うてる石破さんも同罪です。毎度毎度水が出ない、電気が来ない、便所が足りないの繰り返し。体育館での雑魚寝もそう。被災後何日間はとにかく辛抱しろ、何日経ったらあれもできるこれも回復するという見通しと言うか用意準備がないのです。そんなことが十全にできるものならとうにやっている、予想も予定もつかぬ災害にどう用意しろと言うんだ?と行政側は言うのでしょうが、こちらはこちらで想定外をも想定しろとやる水掛け論です。そこで睨み合って思考停止しているから、災害の度に同じことが繰り返されてます。能登はさらに大水害が加わって散々な年になりました。あなたの所為とは誰も言わないが、どうして馳知事が前に出てこない?震災の時にはあれだけ出てきてアピールしてたのに、とは別の非難ですが。明日は我が身と言うは簡単です。災害大国に住む身の運命をどう処しましょうか。
トップページで案内しておりますように、今年もクリスマスパーティー開催します。給料が上がった人にもそうでなかった人にも物価高は降り掛かって、世界は戦争が続いていて、政情は不安定で、闇バイトの横行は世の中を物騒なものに変えています。日本はこんなんじゃなかったですよね、そう恨み言が口をつきます。コロナ禍が世の中をすっかり変えてしまった感です。でも、抗いましょう。私は私、俺は俺です。昔はよかった。ならばそう突っ張りましょう。今年も楽しい時間をご一緒しましょう。是非ご来場ください。
今年一年お付き合いいただきまして有難うございました。6800日を越える期間続けてこられましたのは見ていただける皆様がいらっしゃればこその結果です。改めて感謝いたします。幸いまだ続けられそうですので、皆様におかれましてもご自愛いただきまして何卒来年もよろしくお付き合い下さいますよう改めてお願い申し上げます。
来年は昭和100年です。よいお年をお迎えください。
2024.12.1 弘田 直樹