異常気象と括ればそれだけのことなのでしょうが、それにしてもとんでもない8月でした。年次暑さが酷くなっているだけでなく、干天と大雨が同時に起こる。当地でも35℃を越える日が何日かあり（この日はさすがにわかりましたね尋常でなさが）、カンカン照りが10日も続いて雨が欲しいと思う頃に降る、結構量降る。そして嘘のように夜に涼風が立つ。私は今迄どんな熱帯夜でもクーラーつけずに寝てた、寝られてたのですが、今年は大汗で目覚める夜が続き降参しました。それがピタリと已む。気象予報士とやらがしきりに説明してくれるけれどそれがどうした？で。そして次は大雨。ゲリラ豪雨じゃなくて本格的な大雨、天気予想できる大雨。果たして降る。大雨注意報、警報の連発。いささか狼少年に流れていく嫌いでしたがそれはまことに幸いなことで。予想通りに降った地域の惨状は気の毒な限り。摂氏41度がどんな暑さか想像すらできませんが、それは一時間雨量140mm、3時間で200mmも同じこと。地球温暖化ですか。原因をここに持って行くのが常套です。でもどの国も何もしようとしない。ルーピーの25%CO?削減宣言、京都議定書決議はどこ行ったんでしょう。どこにも行ってないんでしょうがどの国も知らん顔です。中国はじめとした新興国が参加しないわ、排出量の取引なんてを許してすっかり骨抜き、ザル法化して平気でいる。みんなで寄ってたかって壊してきた地球です、壊れ方を受けるのみです。酷暑と大雨。9月はどうなるのでしょうか。秋が早くやって来てくれるは大歓迎ですが、そう上手く問屋が卸してくれましょうか。日本の亜熱帯化。結果に名前を付けているだけでは福島瑞穂化です。ね。

2013.9.1? 弘田直樹