2016年3月 のアーカイブ

3月のごあいさつ

2016年3月1日 火曜日
2月の下旬になってやっと陽が長くなり始めます、朝が早く明け始めます。12月の冬至を底にして前後に2カ月ずつが冬モードで、午後6時には真っ暗、午前6時も真っ暗ですが、3月の声を聞くと当地朝6時は明るいです、彼は誰時とも言えぬほどになります。季節の移りはまことに趣のあることです。清少納言ならずとも感じ入ること、日本に生まれたことを幸せに思うことです。そして3月は年度末の行事に追われる頃、入学卒業、異動歓送迎の季節です、独特のセンチメンタリズムに包まれる頃です。母校高校の同窓会の役をもらっていますので何年も前から卒業式に呼ばれます。もともと儀式に弱いタイプ、涙もろいタイプなのですが、蛍の光、仰げば尊しにジーンとしてます。いい季節です。知り合いの子供たちが受験を迎えて、ああ我が子たちもそんな時期があったことよのうと思い出し、その頃のやきもき感も、そして我が身の頃も遠く思い出します。還暦を前に、さすがにもう人生を語っても許される年齢だと思うのですが、若い人たちを前にして人生訓的な説教垂れる時に、あれこれを思い出すきっかけになると同時に、ああ、もうあんな場面を繰り返すことのないのだというも妙な安堵というか「ここまで来た」感に包まれることです。時間を戻せるとしたらあなたは何歳の頃に戻りたいですか?私は何時もこう答えます、二時間前も嫌だ。今で十分。もう一度繰り返したいことなんかない、と。やり直すということはもう一度繰り返すということですからね。私は今後の人生だけで十分です。皆さまはいかがですか。
2016.3.1 ? ?弘田直樹