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10月のごあいさつ

安倍さんが解散総選挙を選択して、大義がどうのと頻りに批判が飛び交いましたが、理由は唯一点曇りのないことです、今なら勝てるとの判断です。と言うか、今しか勝てぬ。これも単純な理由です、北朝鮮有事が起これば選挙どころじゃなくなります。あたふたしているうちに任期が切れます。大量の半島からの難民対策やら、米軍の最前線基地としての対応やらが滞りなく進むはずもないことです(70年余そういうことから逃げてきた国柄、国民ですよ)、あれこれ不平不満が噴出します、そんな時に昔の橋下(今は小池)のようなデマゴーグが現れた日には・・だから今なのです。消費税増税に係る使途の変更を大義に掲げてましたが、これにもいくらでも反論がありましょう専門家にかかれば。国難突破するための仕事人内閣だったんじゃないのか?との皮肉もありましたが、解散してしまえば誰も覚えてませんし。野党連中はモリカケ問題を引っ張るしか対抗手段がない、だから吠えるのみ。少子高齢化なんかじゃないです、本当の国難は北朝鮮危機で露わになった日本の丸腰さです。だから安倍さんは自衛隊の憲法明記と控えめに言ってますが(問答無用!の拒否反応の強い人がまだまだ多いですから)、抑止力をはっきり持たねば北朝鮮ごときにこれでもかとナメられる現実です。選挙が告示されてからまた撃ってくるんじゃないですかね。今度は東京の頭越しに鳥島硫黄島の沖にでも。今国際舞台に立ち向かえるのは安倍さんの他に居ません。誰かいますか?自民党が負けた日には・・・。考えたくもないですが、北朝鮮に煽られての安倍さんの大勝負であるわけです。小池新党に誰も彼もが臆面もなく擦り寄って、仮にも野党第一党ともあろう者が解党分裂してまで保身に走ります、政権交代との大義を掲げてカバンとジバンを貢ぐ代わりにカンバンを借りたいと。いよいよ戦後レジーム脱却のファンファーレが鳴るか?今回はトンガリオヤジの弁を聞いていただきました。今月もよろしくお付き合いください。

2017.10.1 弘田直樹

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